おじさんの京都

東京マラソンが終わって1週間。

この1週間、社内ではちょっとだけヒーローになれた。

なぜだか他部署にもぼくが走った事が知れ渡っていたらしく、
「走ったんだって?」「すごいね」「筋肉痛ないの?」
とかいろいろコメントをもらいました。

ちょっと嬉しかったです。


若干不本意な成績ながら、一応完走できたので、今年の目標はまず一つクリア。

1週間たった今日、もう走らなくていいんだ、という解放感からぐうたらしてました。

午前中、ちょっとした仕事を処理し、いつもの美容院へ。

おしゃれな店内は、おしゃれとは無頓着なぼくを刺激してくれる。

髪の毛と一緒に気分もすっきりし、家に帰って一日のんびりしてました。





話はかわって。

ぼくは京都が大好きです。

学生時代、修学旅行で2度訪れたものの、そのときはそれほど魅力を感じていたわけではなかった。

それでも今は無性に京都に行きたい。

できることなら京都に住んでみたいとも思う。

もちろん、生半可な気持ちで京都に住みたいなんていうもんじゃないということは分かっている。

「京都はよそ者が暮らす街じゃない。遊びに行くにはいいけど」

そんな言葉にある本で出会い、その言葉に妙な説得力を感じている。

その出会いの本がこれ。


「おじさんの京都」京阪神エルマガジン社


大学時代の研究室の親友からの紹介。

彼が実際に京都に赴いて取材し、感じたことを書いている。

そう、間違いなくこれは(全てではないけど)彼の著書。

彼の文面を読むと、つくづく彼の脳の引き出しの多さに感服する。

建築学科でともに卒業研究にいそしんでいる際も、彼は皆とは一際異なるテーマに食い込んでいった。

もちろん「興味のある分野ならなんでもオッケー」といった、比較的放任主義な研究室だったからできた芸当なんだろうけど、
それにしても、彼の興味は建築という範囲を少なからず飛び越えていた。

そんな彼の「脳の引き出しの多さ」の源泉の一つであろう京都旅日記。

これを読んで、ますます京都に興味をもった。

これを読んで、ますます京都に行きたくなった。

これを読んで、ますます京都に詳しくなろうと思った。

そして、

これを読んで、ますます京都に簡単に足を踏み入れるべきではないと悟った(笑)



どう、イケダ。書評になってる??