蕎麦屋でみる東京マラソン

昼間、お蕎麦屋さんに入ったらテレビが点いていて、実況の声が興奮味を帯びていたので何気なく見たら、外国人選手が颯爽と走っていた。そうか、今日は東京マラソンの日か、とようやく思い出した。ヘトヘトになりながら走った十数年前を思い出す。

 

お蕎麦屋さんに着いたのが11時過ぎ。確かマラソンのスタートは9時だったか。2時間2分とかいう驚くべき数字が聞こえたから、まあそういうことになる。11時過ぎにゴールするフルマラソン。午後にやっとのことでゴールテープを切った自分の記憶との差があまりにも激しく、まるで現実味がない。自分と比較することがおかしいのだけれど。

 

短い距離だけれど、「毎日ジョギング」を習慣にするようになって1年と4か月が経過した。この習慣を10年20年と続けたら、2時間2分は無理としても、あの外国人選手のように、颯爽とフルマラソンを完走できる体力を身に着けることができるかもしれない、なんて無謀にも思った。