Limit

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仕事帰り。これを買わなければ。さて、CDショップはどこだ?自由が丘の街を歩きまわるも、TSUTAYAはレンタルだけだし、ブックオフは中古CDだし、こういうときに限って見つからないものなのだ。フレルウィズの方に行けばあったのか?

 

結局、電車で帰り途中の銀座に立ち寄り、三越で特に何を買うでもなくぶらぶらして高級なものを見て目の保養にしながら、山野楽器にたどり着いた。あかさたな・・・とタグが続く、目当てのモノを見つけづらい棚でラ行を探す。ららら、りりり、るるるるる・・・あ、あった!新曲なのに、こんなにひっそりと背表紙置きして。

 

目当てのCDが見つかったらもうそれで満足してしまい、ちょっと寄り道しようとも思ったけれど、まぁ早めに帰ってゆっくり聴こうということで、帰った。家で、普段よりやや大きめな音量で、彼らの新曲を聴く。「The End of the Dream」「Rouge」「Thoughts」「乱」と続いてきたアップテンポな曲に、さらに追い打ちをかけるようなカッコいい曲。サビで感じる高揚感は、前のどの曲よりも大きい。

 

CDを買ってドキドキしながら家に帰り、ケースを開け、プレイヤーの再生ボタンを押す時に感じる、これから始まる小世界への期待感。このワクワク、久しぶりに味わった。何年たっても、子供の頃から変わらない気持ちへワープさせてくれるのが良い。しかもその曲をつくっているのが、その子供の頃に聴いていたバンドと同じなのだから・・・感慨深い。