需要

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休み中、友達と会って飲んだり、ぐうたらしたり、ちょっとドライブに行ったり…なんてことをしてきたけれども、それだけじゃもったいない。若干ゴロゴロしながらではあるが、いまとこれからの仕事について、考える。

 

地方には地方の、住宅の需要がある。確かにそれは、都内のそれとは違うかもしれない。何に重きを置くか、という視点が、まず違う。都内は、立地条件やブランドなどの優先順位が高い。それに比べてこっちは、まず土地があって、そこで知り合いの工務店を使ったりすることが多いように思う。また、情報の格差、というと仰々しいけれど、情報を集めようとする主体性に、差があるとも思う。インターネットで得られる情報は都心郊外関係なく平等だけど、住宅業界が扱っているターゲットは、都心居住希望者が圧倒的に多いことは確かだろう。

 

そこで、、、都内で住宅の供給に携わっているものとして、何ができるか。都心に住みたい方をターゲットに情報提供するのが、やはり効率が良い。郊外に住みたい方へのアプローチは、その反応が期待しにくいだろう。だけど、それを無視したくはない。少なくても確実にあるであろう需要を、掘り下げたい。

 

受け手にとっての情報量に都心郊外の差がないことと同じように、発信者にとっても、その拠点が都心か郊外かによる差はほとんどないのだと気づく。物理的な距離による障壁の影響も、以前に比べると格段に低い(無視はできないけれど)。

 

地元での一週間を通して、見るべき視野が広がった、気がする。