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シーズン1 第7話 「殺しのカクテル」
飲食店経営者の倉沢が殺害された。捜査一課は、倉沢が経営していた複数の飲食店が赤字であったことから、それらのオーナーとのトラブルとみて捜査を開始する。しかし右京は、倉沢の体内からアルコールと梅干し、ミントの成分が検出されたことに疑問を抱く。そして唯一黒字で繁盛していたカクテルバー「リメンバランス」へ向かう。
「リメンバランス」の主人、三好(役:蟹江敬三)は倉沢と、缶入りオリジナルカクテルを発売しようとしており、殺害の動機がない。しかし右京はささいな点に疑問を感じ、三好をマークする。
一方、薫はささいなきっかけで美和子とケンカをし、美和子が家を出て行ってしまう。そんな時に、美和子の叔母、アキコが突然押しかけてくる。イギリスで長いこと生活をしていて、30年ぶりに日本に帰ってきたアキコは、30年前に主人と行ったバーのカクテルの味が忘れられず、そこに行きたいというのだが、なかなか見つからない。薫はそのバーを探し出すことを美和子に約束させられ、困惑する。
右京は三好に、倉沢の胃の内容物の梅干しとミントを使ったカクテルを注文する。三好はしぶしぶ作ってみるが、梅干しが浮いている見た目が悪く、失敗だという。被害者が口にした梅干しとミントの正体は?
一方、バーが見つからずに途方に暮れる薫にアキコは、「そのカクテルにはたしかフルーツのようなものが浮いていて、塩気があった」と言う。なんのことだかさっぱりわからない薫だったが、右京はある可能性に気付く・・・
バーテンダーに焦点を当てた本作は、最初から犯人が分かってるサスペンスモノ。
右京と三好の頭脳戦が始まります。
ほんとに細かいところまでよく観ている右京。右京の観察眼があれば、どんな完全犯罪も暴けそうだ。
「カクテルひとつひとつに思い出がある」思い出のカクテルを探す一人の客が、その答えにたどり着いたとき、真相が明らかになります。
それでも客の思い出を選んだ三好は素敵です。
この話には続きがあり、バーテンダー三好に焦点を当てた続編がシーズン6で登場します。
まだ紹介してなかったな・・・「琥珀色の殺人」近いうち紹介します。