Season3-19 異形の寺

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シーズン3 第19話 「異形の寺」


美和子を奪った宿敵・鹿手袋とともに、夜の川岸でたたずむ女性を見た薫。急いで行ってみると、そこにはだれもいなかったが、翌朝、川底を調べると、そこから若い女性とみられる白骨死体が発見された。薫と鹿手袋が見たものは幽霊か?


白骨死体の女性の復元写真によく似た女性を知っているという小野田のアドバイスから、その尼さんがいるという寺に行く右京と薫。行ってビックリ、現れた尼さん・雀蓮は復元写真の女性そのものだった。


一方、歯型から白骨の身元を特定した捜査一課が向かった先は、やはりその寺。なんと、その歯型が雀蓮のものだったのだ。しかし雀蓮はこうして生きている。いったいどういうことなのか??





シーズン3の最終回は、最終回を飾るにふさわしい、こってりとした内容。


「相棒」ならではのダーク(?)な部分をふんだんに盛り込んだストーリーです。


ここでいう「ダークな」部分とは、例えば「同性愛」だとか「性同一性障害」だとか、そういったあまり他のドラマではテーマとしないようなテーマ。


今回も、トランスジェンダー(※)」というテーマが中核になっています。


右京の突拍子もない推理に唖然とするも、論理的に考えればそうとしか考えられない。


そんな突拍子もない展開に、最後までドキドキします。


ラスト、美和子の目の前で鹿手袋を殴る薫がめちゃめちゃカッコいい。


こんなカッコいい薫を目の前にしながら、鹿手袋を選ぶ美和子の気がしれません(笑)





トランスジェンダー: 生まれたときからもっているとされる、伝統的に社会で認識されている役割と同様の規範的な性役割から逸脱する傾向を含む、あらゆる個人および行動、グループに当てられる一般用語(出典:ウィキペディア) 要は性同一性障害のことでしょうか?