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シーズン8 第11話 「願い」
警察の仕事を身近に感じてもらうためのイベントに駆り出された右京と尊。無料相談コーナーで、二人は老婆から「自宅にこんなものが」と相談を持ちかけられる。それは何と旧式の盗聴器だった。その老婆が住んでいる家では、16年前、当時住んでいた家族の一人娘が失踪しており、事件はいまだ解決していなかった。その事件と、今回の盗聴器には関係があるのか?気になった右京が、過去の事件を捜査し直す。
当時14歳だった一人娘の遥は、友達と会うために家を出ていた。その友達・夏樹は、少し遅れて約束の時間に約束の場所に行ったが、遥はもういなかったという。右京は、遥の家に仕掛けてあった盗聴器によって遥の行動を監視していたのではないかと推理する。
一方、当時の失踪事件では、よく近所の子供を集めて遊んでいた画家の青年・今井のポストに遥のマフラーがあったことから、今井が疑われていた。彼は後に無実であることが分かったが、警察に疑われたことで職を失い、自殺していた。
右京は遥と当時同居していた叔母に話を聞くが、当時のことを思い出させてほしくないと、事件の再捜査を拒否する。今でも家族の写真を飾っているほどなのに、なぜそのような態度をとるのか?
当時遥と会う約束をしていた夏樹に会うと、自分が約束の場所に遅れたせいで遥がいなくなった、と後悔していた。よく事情を聞くと、当時家を出ようとしたところ、自転車の鍵が見つからず、家を出るのが遅くなったという。右京は、何者かが故意に約束の場所に遅れさせようとした可能性を指摘する。
そんな中、今度は夏樹が何者かに誘拐される。黒幕に指揮され、その誘拐を遂行する一人の男。右京と尊がその相手を追ううち、事件は思わぬ展開に発展する。
登場人物は複数人出てきて、それが複雑に絡み合っていて、結構難しいストーリーでした。
真犯人は・・・失踪した一人の少女を救うために、少女をさらった犯人を追いつめます。
「えぇ、こいつも犯人なの?」とビックリさせられるストーリー展開と、最後にわかる悲しい現実。
登場人物それぞれの「願い」が叶った瞬間、サブタイトルとシンクロしてゾクッとしました。
それにしてもこういう悲しい話はつらいな・・・