Season5-18  殺人の資格

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シーズン5 第18話 「殺人の資格」
昨日紹介した「マリリンを探せ」で登場しましたヒロコママ。
そのヒロコママがまた出てきます。


場所はゲイバー「薔薇と髭と・・・」。ヒロコが薫に、ある男のことを調べて欲しい、と頼む。その男はルポライターで常連客の芝木。芝木の家に不審な郵便物が届いていて、それを読んだ芝木の様子がおかしかった、というのだ。その後、ついには街で芝木が人を刺そうとする瞬間をヒロコが目撃してしまった・・・

芝木の家を調べると、ヒロコがみた不審な郵便物(ビデオテープ)があった。そこには、芝木の住むアパートの大家が斬殺される瞬間が録画されていた。さらに、「次はあなたの番です」と書かれた手紙まで見つかる。犯人は芝木に何を指示しようとしているのか?

郵便物を送りつけた犯人は芝木に誰かを殺すように指示をしていて、その犯人はビデオテープの中で、芝木がうらんでいる大家を殺している。そのことから、右京は「交換殺人」ではないかと推理する。

芝木はかつて、ある建設会社の不正献金の記事を書いており、取調べを受けていた総務部長の田ノ上が取り調べの厳しさから自殺していた事が分かる。その事件がきっかけで、芝木は田ノ上の遺族に「人殺し」と言われ、辞職する。今回の交換殺人の経緯も、その事件と関係がありそうだ。

芝木は誰を殺そうとしているのか。そして、交換殺人をあやつる真犯人は?



「マリリンを探せ」同様、ヒロコママがいい味出してます。

でも、こっちもストーリーはかなりシビア。

「交換殺人」をテーマに、かつて過ちを犯した男への復讐が始まります。

ラスト、取調室で真犯人に謝罪する芝木。

「なにから、話したらいいかな・・・」

犯人「全て。いままでのこと、全て」



自分への復讐に燃える犯人に対して、罪を問うことなどできないという芝木。

しかし、復讐に取りつかれた犯人を救うのは自分しかいないと右京に指摘され、ジレンマに陥る。


ハッピーエンドで終わらない、なんか悲しい感じのまま終わっちゃう話もなかなかない気がします。



歯の奥に骨が引っかかってとれないような、そんなむずがゆさをぼくは感じました。