Season4-2 殺人講義

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シーズン4 第2話 「殺人講義」


大学助手の加奈子が自宅で服毒死した。遺書があったことなどから、警察は自殺と判断するが、アパートの管理人が、幸せそうに帰宅する加奈子を見ており、とても自殺とは考えられないと特命係に主張する。

右京と薫は加奈子が通う大学へ行き、そこで心理学を研究する大学教授の春日から話を聞く。加奈子は春日の助手をしていた。右京は春日の話を聞くうち、春日が加奈子と不倫関係にあり、加奈子の死に関与していることを疑う。

しつこく春日を問い詰めるが、春日はしらを切り続ける。物的証拠も見つからない。しかし、右京は春日の持ち物の小さな特徴を見逃さなかった。

右京は春日が加奈子を自殺に見せかけて殺したと推理し、その殺人方法をつきとめる。そして、いつものかまかけ作戦で、春日をおとしいれていく。




はじめから犯人として怪しい者がクローズアップされていて、その犯行をつきとめていく手法の典型的なストーリー。


春日を確実におとしいれていく右京の論理的戦術はさすがです。


講義中の教室に入る右京に、特別講義と言って壇上で突然右京に壇上で話をさせる春日。


戸惑いながらも、大学生相手に持論を披露。最後に春日の殺人をほのめかす言葉を加え、春日を困惑させる。


あの右京特別講義シーンはすごい。


そして最後の犯人をおとしいれるシーン。


紅茶に毒を仕込んで殺した春日に紅茶を飲ませ、それが加奈子を殺した紅茶と同じ茶葉だと気づかせる。


当然、毒を飲んだと叫び、救急車を呼べと慌てる春日。


実は違う茶葉だったと気づかせ、春日が犯人であることを本人に証明させる、という筋書き。


怪しいのが最初からわかってる点で、真犯人登場!という驚きはないが、むしろ論理的に犯人に罠を仕掛けるこの手法、毎度毎度恐れ入ります。


右京の作戦に協力する管理人もいい味出してます。(後にシーズン8でもでてきていて、準レギュラー化しています、このオバチャン)