かばんの修理

長く使っている革のかばんの、内側の張地が破れてずいぶん時間が経っていたので、買った店に修理をお願いしていた。2週間ほど前の話。

 

普段のメンテナンスを怠っていたせいで表面はカサカサで、一時は思い切って買い替えようかとも思ったけれど、そのエイジング感がなんだか憎めなくて、そのまま持って使っていた、素敵なかばんだ。調べたら、買ったのは8年半も前だった。

 

修理をお願いしたら、2か月程度かかりそうです、と言われた。もしかしたら年明けになるかもしれません、とも。まあ仕方ない、お気に入りがきれいになって戻ってくるなら我慢するしかあるまい、と思って了解した。そうしたら思いのほか早く修理が終わったようで、昨日受け取りに行った。

 

内側の張地はリネンからより強い綿に変わった。劣化が特に激しい革の部分にはクリームを塗ってもらった。生まれ変わったかばんに想像以上に早く再会でき、テンションがあがった。これからまた、クタクタになるまで使い続けようと思った。