1,001

先週末、前回の記事を書いたあと何気なく管理画面を見たら記事数欄に1,000とあり、目がテンになった。数の多さとキリのよさ、その両方に驚いて、だ。こんな突然、何の前触れもなく、訪れるものか?

 

記事数を増やすことを目的にしているわけではないし、〇周年記念とか祝〇回とかそういうことにはあんまり関心がないほうだと思っているので、そのときはちょっと驚いたくらいで、そのまま寝てしまった。けれど、あらためて今日、本当にちょうど1,000か?と思って、アーカイブの記事数を足し算してみる。89+124+124+135+・・・。やっぱり1,000だ。これが1,001になるのが惜しくて、このままブログ辞めたらどうかという誘惑に少しだけ駆られる。いやいや、そんなんじゃダメだ。Spotifyをインストールしたけどすぐに飽きてアンインストールした、というただの愚痴が最後の記事だなんて、むなしすぎる。さっさと1,001にしてしまいたい。

 

「1,000なんてたいしたことない。これが10,000になったら、お祝いしてもいいんじゃないか」とも思ったのだけれど、いまのペースで続けていって、記事数が10,000になるのは何年後かと計算したら、気が遠くなった。1,000記事書くのに約8年かかったんだから、10,000記事になるのは72年後。100歳を超えた自分が「週末を有意義に!」なんて言いながらブログを書いているわけがない。仮に生きていたとしても、平日と休日の境目なんてなく毎日動かず呼吸をしているだけだ、きっと。であれば、この1,000回はちょっと大切にしたい、とも思える。

 

1,001回目の記事では、今日までを振り返って、今日からの未来を想う。今日までブログを書いてなかったら、自分の考えをきちんと書いて保存しようという気持ちは芽生えなかったと思う。そして、いま仕事で文章を書く機会が多く、ブログを書いてきたことで蓄積された何かが、少なからず役に立っていると実感すると同時に、もっとスラスラと、ストレスなく書けるようになっていてもいいのになぁとも感じる。続けているからできること。ただ続けているだけではできないこと。その両方があるのだと知った。これからは、「続けているのに、こんなこともできないのか、お前は」を少しでもなくしていきたい。

 

記念にケーキでも買って食べるか?なんて一瞬頭に浮かんでしまったけれど、昨日だったか一昨日だったか、事務所の代表に腹の出具合をびっくりされたのを思い出して、やめた。その時は「ハハハ、そうなんですよ、困っちゃいますよねぇ」なんて笑ってごまかしたものの、結構落ち込んだ。その時の気持ちだけで、甘いものの快楽を求めてしまうのはやめようと思う。オトナなんだ。もっと、ストイックに。