シーズン10 第11話「名探偵再登場」
探偵の樋本という男の他殺体が見つかり、元妻である佳美(役:陽月華)に疑いがかかる。そこに、佳美のアリバイを証言する男が現れた。それが、かつて美大生殺人事件(http://bibbidi-bobbidi-do.hatenablog.com/entry/20090725/1248531270)で登場した、マーロウ矢木(役:高橋克実)だった。
矢木は、犯行当時に佳美と一緒にホテルにいたと言う。しかし、酔っ払って寝ていたというのだから、その信ぴょう性は薄い。それでも、事件解決の捜査にくっついてくる。
樋本の仕事場で見つけた資料から、樋本は資産家の福栄から何らかの依頼を受けていたことが分かる。右京と尊、そして矢木の3人で、福栄の自宅を訪れるのだが、そこで右京は矢木の「違和感」を察知する。
一方、矢木に行きつけの飲み屋に誘われる右京と尊。その飲み屋のマスター・稲尾は佳美の内縁の夫。今回矢木が佳美のアリバイを証言するに至ったのも、心配性の稲尾が佳美が男に声をかけられないよう尾行してほしい、と矢木に頼んだのがきっかけだった。
矢木によってアリバイを証明させれた佳美。その佳美を心配する稲尾。そして樋本に何か依頼をしていた福栄。いろんな角度から話が進む中、樋本殺しの真犯人が暴かれる。
そして、矢木が実は・・・とつながり、彼が単なる間抜けな探偵ではないということが改めて分かる作品になっている。
「えっ、じゃぁ最初から?」とびっくりするようなオチ付き。そして殺人事件をめぐる背景はとてもダーク。相棒ならでは。