ミラー

購読しているブログの多くが、キレイな写真を使って文章を盛り上げている。テキストで論理力や説得力を持たせながら、かつ視覚的に楽しませてくれる写真を効果的に使っているブログは、やはり面白い。そういう「読み手に対して負荷をかけない」ブログをつくりたいといつも思う。

 

とはいえ、写真に対して恥ずかしいくらい無頓着な私には、自信満々にお見せできる画像が少ない。コスパ重視で年初に買ったデジカメは、決して画素数が少ないわけではないものの、なぜかうまく撮れない。たいていブレる。カメラの問題じゃない。撮るときの私の気構え、あとは単に知識不足という問題だろう。ボヤけた写真が、そのまま私の生き方、考え方を投影しているように思う。「お前がブレてるからだろ」と。

  

「ミラーレス一眼」なるものの商戦が激化しているというニュースを見ても、音痴の私にはさっぱり分からない。ミラーがないからミラーレス?じゃぁそれ以外のカメラには鏡が入っているのか?あちこちから「えっそこからですか?」と突っ込まれそうだ。「そんなことも知らないの?」という嫌な言葉を浴びる前に、調べることが必要。

 

【ミラーレス一眼カメラ】出典:知恵蔵2013

反射鏡を用いた光学式ファインダー(レフレックスファインダー)を使用しない仕組みの、レンズ交換式デジタルカメラ。(中略)従来の一眼レフカメラは、レンズが取り込んだ像をイメージセンサーの前で鏡に反射して、結んだ実像をファインダーからのぞく仕組み。撮影時に被写体を実像で確認できるため、反応性に優れ、シャッターチャンスをとらえやすい。一方、ミラーレスカメラは、ファインダーを電子式にし、イメージセンサーで感知した被写体の姿をそのままデジタル処理によって映し出す。画像の表示に多少時間がかかるものの、一眼レフカメラ並の高画質の撮影ができる性能を持つ。(以下略)

 

【光学式ファインダー】出典:カメラマン写真用語辞典

液晶モニター や 電子ビューファインダー のように電気的に画像を表示するのではなく、ファインダーに光を導いて見る、昔ながらの ファインダー のことを最近ではあえて光学ファインダーと呼ぶようになっている。というのも、背面の液晶モニターの大型化や電池寿命の延長などもあって、ファインダーをそなえないデジタルカメラがふえているからである。(以下略)

 

【ファインダー】出典:カメラマン写真用語辞典

カメラで被写体を見てフレーミングを決めたり、ピントを合わせるための機構のこと。(以下略)

  

一眼レフカメラ出典:ウィキペディア

撮影に使用するレンズと撮像面(フィルムもしくは固体撮像素子)の間に鏡を置き、実際に撮影されるイメージを光学ファインダーで確認することができるものをいう。 撮影用の光学系とファインダー用の光学系が一系統であるため(一眼)、ファインダーから見える像が撮影される写真の像と一致する。

 

 こうして調べながら、ニュースにも載ってた富士フィルムのミラーレス一眼を見てみたら、これがカッコイイ。革のボディが高級感を出してる。なかなかすぐ手を出せる金額ではないが、これで街の写真を撮って歩くのも楽しいだろうな、とワクワクしてくる。

 

良いブログには、良い写真がつきもの。テキストをおろそかにするつもりはないが、テキストだけじゃ読みづらくて仕方ない。カメラの性能はとりあえず置いておいて、日常の名場面を目に見える記録として残す習慣をつけたい。それにテキストを組み合わせて、自分だけの記録をつくりたい。

  

僕は写真の楽しさを全力で伝えたい! (星海社新書)

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カメラの構造に疎い私にはこっちのミラー。 シングルでこそないが、好きな彼らの曲ベスト5には確実に入る。「今日という日が明日という日が絶望ばかりの毎日でもこぼれそうなあの笑顔を探している」この歌詞に涙腺が緩む。「働いて働いて働いて夢も時間も売り切」ろうと心に決める。

 


GLAY - MIRROR - HISASHI Produce Live 2009