ガネーシャの課題

他人とはおそらく逆であろう順番で読む。そんな私は天邪鬼。

 

夢をかなえるゾウ 文庫版

夢をかなえるゾウ 文庫版

 

 

「人生はワンチャンス」(http://bibbidi-bobbidi-do.hatenablog.com/entry/2013/07/23/213946)を読んでしばらくして、その著者と本書の著者が同じであることを知る。それから本書に対しての興味が湧いて、今更ながら購入。関西弁の神様「ガネーシャ」のビジュアルどおりの人柄(象柄か)に、安心しながらページをめくれる。

 

さっそく革靴を磨こうと、久しぶりに靴クリームを引っ張り出して塗ったら、カラだった。いったい最後に使ったのはいつだ?そもそも、革靴を履くことがほとんどなくなった。それじゃぁクリームだって使うわけない。革靴についた埃と裏に固着した土をティッシュで乾拭きして自分を納得させる。ようは靴をキレイにして、大切に扱う気持ちを取り戻せれば良い。

 

夕飯をたっぷり食べて、出っ張った腹が視界に入ってげんなりし、それでも「男たるもの、たらふく食べろ」と自分の行いを正当化した、そのあとに読み始めた。腹八分ですよ、と言われても後の祭り。分かっちゃいるけどなかなか改善できない、という甘えをズバリ指摘されたようだ。分かってるんなら四の五の言わずにやれよと。

 

これを読み終わって、「ガネーシャの課題」をすべて実践したら、多少なりとも自分も変わるのではないか。そんな淡い期待を抱く。