見に行こう見に行こう レイトショーを見に行こう
つらいのは最初だけ Hey honey♪
(歌詞:THE YELLOW MONKEY 「サイケデリックブルー」)
サティの映画館にレイトショーを見に行った。
目的は・・・・もちろん「相棒」
相棒‐劇場版Ⅱ‐ 警視庁占拠!特命係の一番長い夜
警視庁内で籠城事件が発生する。犯人は警視総監以下12人の幹部を人質として会議室に立てこもる。右京の制止を振り切り、強行突入を指示する中園。そして突入する直前に銃声が。突入すると、犯人が人質ともみ合った末に撃たれて死んでいた。
人質である幹部は一貫して正当防衛だと主張。そしてそのまま事件は解決と思われたが、右京と尊は、犯人の目的を探るうちに、事件に裏があることを突き止める。それは、7年前に起きた、一人の公安職員が殉職したテロ未遂事件が関わっていた。
昨年末からの公開で、話題沸騰中の今作。
やっと見に行く覚悟ができた。
そして日付のかわった今、戻ってきた。
感想は・・・
一言でいうと「後味わるっ!!(驚)」
これまで100を超えるテレビストーリーがあり、劇場版もこれが2作目。
自慢じゃないが、全作品見てる。
それらをすべてひっくるめて、今までで一番難しくて、今までで一番シリアスで、そして今までで一番後味が悪い。
なにより、今までで一番衝撃的だった。
(何が衝撃的かは見てのお楽しみとして)
なんせ、エンドロールが流れる瞬間まで、これで終わり、という感覚が全くなかった。
「えっこれで終わりぃ??」みたいな。
ただ、それは単なる不満ではなく、そんな後味の悪さもひっくるめて「相棒」らしさだな、とも感じた。
きっと「えっこれで終わりぃ??」→「えっじゃあ結局どういう事件だったんだ??」と思い返していくなかで咀嚼するのがいいのかもしれない。
細かいところでは、小西さんの演技力に脱帽。
惚れました・・・
冒頭の彼女を救う尊も尊敬。
結局チョイ役だった陣川も微笑ましい。
挿入曲、元日スペシャルにも使われてたな。
劇場版を先に見てたら、きっと元日スペシャルの見方もまた変わったろうな。
劇場版の1作目とは全く異なるテイストだけど、劇場版にふさわしい、スケールの大きいストーリーだった。
いやいやいや、それにしてもこんな終わり方、アリかぁ??