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もっと小さな目的のために

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1月17日。日曜日。

 

一日、ひとりの時間。行きつけのパスタ屋でご飯を食べ、これまたよく行くパン屋でコーヒーを飲み、読みかけの「モダンタイムス(下)」を読む。それだけでは暇するだろうから、と、本屋で目を引いたコルビュジエの本も、読む。一日の半分は、本の世界にひきこもっていた。システム化の話と、建築の話。

 

このパン屋、つい最近リニューアルしたのだが、リニューアルしたのは内装だけではなかった。妙典の焼印が特徴の「妙典クリームパン」なるものが登場。他の街にもあるチェーン店なのに、地域の名前をいれてブランド化をしている。だからなのか、つい買ってしまうのだから、ブランドの力って、すごい。妙典に住んでいるのだから、「妙典クリームパンが好き」と言いたい、という心の奥底をくすぐるようなしかけを、感じる。中身は普通のクリームパンなのだけど・・・というとそうでもなく、カスタードクリームとホイップクリームが混じっていて、これがうまい。

 

「人間は大きな目的のために生きているんじゃない。もっと小さな目的のために生きている」

 

モダンタイムスの、主人公の言う言葉が、妙に頭をつついてくる。大きな目的を持つことはもちろん大切。だけど、それにこだわるんじゃなくて、もっと身近な、もっと小さなことを、目的にして頑張る、そのほうが実は大事で、小さな目的の達成の積み重ねが、大きな目的の達成につながるのではないか、と思う。こういうように、仕事なり遊びなりに対する考え方を得て有意義に過ごそう、と前向きに思えるところが、小説を読むことの面白さなのだと思う。

 

モダンタイムス(下) (講談社文庫)

モダンタイムス(下) (講談社文庫)

 

  

ル・コルビュジエの勇気ある住宅 (とんぼの本)

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