モノを落とす

手元の動作が雑で、よくモノを手から落とす。お皿を洗って拭いているときにお皿を落として割ってしまうとか。何年か前には、当時カバーもせず露出したまま持っていたスマホを胸ポケットに入れようとして、落とした。スマホの画面に亀裂が入り、泣きながら交換した。

 

今日は、カフェで食事中に上着を脱いだ時に、胸ポケットから定期券が落ちたようだった。気づかずにコーヒーを飲んでいたら、すぐ後ろを通った店員さんに「これお客様のですか」と差し出され、そこで初めて落としたことを知った。もし店員さんが後ろを通らなかったら、そのまま店を出ていたかもしれない。次の目的地まで電車に乗らず、少し遠いけど歩いてみようかと思っていたので、定期券がないことに気づくのがだいぶ後になり、どこでなくしたか分からない、なんてことになっていたかもしれない。そう思うと、ぞっとする。

 

何をするにしても、手に持っているものが離れないように、とか、上着を脱ぐ時にポケットからモノが落ちないように、とか、注意する必要がある。誰もが当たり前にやっていることだけれど、意識をしないとすぐ落として壊したり、なくしたりする。気をつけなければ。