働くきみをアゲる 18の冒険

「働くきみをアゲる 18の冒険」 山本新一 サンクチュアリ出版


「疲れを取るため」の週末をやめて、冒険をするための指南書。「無人島ライフ」「スカイダイビング」「ハンググライダー」「昆虫採集」などなど、刺激を得るための18の冒険。一見すると「面倒くさい」と思われがちな遊びだが、その先には想像以上の感動と興奮があり、それが有意義な休日の過ごし方になり、仕事の仕方も変わってくる・・・





これこそ、いままでのぼくに完全に欠如していた発想だった。


日曜日の夜に凹む「サザエさん症候群」


その原因は、休日の使い方にあった。


平日の仕事の疲れからの反動で、休日はついのんびりしがち。


それは悪いことではない。そういうリフレッシュもアリだと思う。そうすることで仕事への活力を回復させているという人も知っている。


でも、あまり建設的ではない。


休日を有意義な使い方、それは、仕事では味わえない緊張感や恐怖感や開放感などを、「遊び」を通じて体験すること。


それが最終的には、仕事をアグレッシブにこなすことにつながる。


「ハンモック」で寝ることにより、「仕事のための休息」と「休息のための仕事」の大切さを知る。


「ブタの丸焼き」を食べて、食べることへの感謝に気付く。


「岩登り」でそびえたつ壁を突破するための作戦と忍耐を学び、「四輪バギー」で凸凹道を突き進み、突破力を鍛える。


そうした「遊び」を体験した人だけが得ることができる力を発揮して、代替性のない仕事をしたいといつも思う。


いつもぐうたら休日を過ごしてるぼくにはあまりに刺激的すぎて、文字は少ないのになかなか読破できない・・・