Season2-8 命の値段

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シーズン2 第8話 「命の値段」


神田グループのトップ・神田喜一が人を殺したと自首してきた。夜中の人生横丁で泥酔し、見ず知らずの男をビール瓶で殴ったという。しかし、神田がそんなところでお酒を飲むのかと疑問に思った右京が妻を訪ねると、神田がその日家を出たのは夜中の1時頃だという。事件が起きた人生横丁まで1時間はかかるのだが、人生横丁の店は遅くとも2時には閉まる。つまり神田が事件当時酒を飲む時間がなかった。


神田は一人息子の陽一郎を事故で亡くしていて、その悲しみに暮れいた。神田は、その悲しみのあまり泥酔した挙句に殺したというが、被害者である久保田が、陽一郎の事故の示談係をつとめる保険会社の人間だったことがわかり、神田は久保田のことを知っていたのではないかと推理する。神田を問い詰めると、久保田を知っていたことは認めたが、3億という陽一郎の示談金に不服だったといって、自分が殺したとかたくなに言い張る。しかし右京は、神田が誰かを庇っているのではないかと推理する。


陽一郎が死亡したボート事故では、陽一郎と同じくもう一人、同い年の辻篤志という青年も死亡していた。陽一郎の示談は成立していて、むしろ篤志の方の示談が難航しており、神田が示談金に不服だったとは考えにくい。右京と薫は、篤志の母であり、人生横丁でバーを経営する真理子を訪ねる。そこで薫は篤志の写真をみて、ささいな疑問を抱く。


事故で息子をなくした母親の店のすぐ近くで、同じく息子をなくした神田がその示談係を殺害した。これは単なる偶然か??





DVDで観るまで、ストーリーをほぼ忘れていた今作。


結構悲しい話です。


同じ事故で同い年の人間が死んでいるのに、どうして死んでまで差をつけられるのか?


そんな「命の値段」に不満を持った人間による事件。


繰り返しますが、結構悲しい話です。


ラストの右京のセリフ
「もしかしたら、父親になるのに遅すぎるというのはないのかもしれません」


相変わらずステキなことを言う。



「大切なことに気付いていながら、その実、ほとんどわかっていない」


そう褒められてるのかけなされてるのかわからない、でも要所要所で実は事件を解決に導くヒントを言っている、そんな薫もすごい。