地図に残る仕事

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都内を歩いていると、ふと、自分がかつて携わった建築がすぐ近くにあることを思いだし、立ち寄ることがある。そういえば竣工してから見ていなかったっけ。あの時はまだ着工前だった。そうだよ、だって、監督と一緒に現場事務所探したんだから。

 

堂々と聳えるその佇まいに、身が引き締まる思いだ。これをつくっちゃう建設会社の技術力はすごい。でその仕事をもってくる営業もまた、本来評価されるべき。

 

過去のちょっとした実績(と呼べるほど動いていないかもしれないが)をほじくり返しては悦に入ってニヤニヤする。かつて営業の先輩が、建設営業を選んだ理由について「自分が関わった仕事が地図に残るってのがイイなと思って」と冷静に、しかしまるで少年のように熱をもって話してくれたのを思い出した。「地図に残る仕事」これを堂々とできるのは何もT成建設だけじゃない。ぼくが関わった建築だって、google mapに載ってるんだからな。まるでgoogleに認められたかのようで嬉しいじゃないか。だからもっともっと、こうして悦に入れる建築を供給したい。