自分の血を愛せないと人は愛せないと分かった

それは悪いけどたぶん本当だ
(吉井和哉「FLOWER」)


なかなかいいことを言う。


24時間以上25㎡そこらの空間にい続けると、それが苦痛になってくると分かった。


建設会社に勤めながら、全然建設的でない休日の過ごし方をし、こうして日曜日の夜にそのことを後悔する。


土曜日、ワンルームの部屋から一歩たりとも出なかったもんだから、自分の体がモヤシのようになるのが分かる。


外の空気を浴びるために、ふらふらドライブ。


立ち寄った楽器屋で今更ながらイエモンのシングル曲弾き語り集を買う。


「JAM」はぼくにとって特殊な曲だ。


コード進行だけでも覚えたい。


そろそろ愛車につけてしまった傷が気になり始めた。


「愛」車にもちろん愛情は持っているが、傷とかちょっとしたヘコミとか、そういう運転している限りでは視界に入らない欠陥については目くじらを立てるほどでこともないという考えもあり、そのままにしていたけれど。


年末ボーナス出たらその傷を治してあげようかな。


車内は簡易カラオケルーム。


歩行者に注意しながら声を出して歌う「The Apples」


「悲しい思い出の夢で目を覚ましたそれはとても怖いことだけど
 日曜日の朝が来て歯を磨いたら ここはまだ平和な場所だ♪」


こうして日曜日の午後が今日も平和であることを幸せに思う。