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すべて読み尽くす

このところ、駅前の本屋によく立ち寄る。昨日と今日は、二日連続だ。行きつけのパスタ屋が向かいにあって、そこに入る前に立ち寄って、パスタ屋で読む本を見繕う、という目的もあるけれど、ここ最近、足を向かわせる理由は、整理したことを機にさびしくなった自宅の本棚を、これからどんどん充実させていきたい、という衝動にかられているからだ。もちろん本があればよいというわけではない。しかしそれでも、たくさん本があると、そしてそれらを読んでいるのだと思うと、それだけで自分にどんどん知識や知恵が蓄積されていっているような感覚を味わうことができるのだ。実際に実社会で役立てられているかどうかは、正直わからない。

 

きっかけは、尊敬する齋藤孝さんの「語彙力こそが教養である」を読んだことだ。これを読んで、貧困な語彙で話し続けることが自分を情けなくし、いろいろな語彙を身につけることが自分を助けるということに気づいた。本を読んで知った言葉を実生活で使ってみるということが大切だと知り、もっともっと本を読み続けていっていいんだ、と自信がわいてきた。本屋に立ち寄ることを当たり前の日課にすれば、それだけで多くの本、多くの語彙に出会う機会が増える。

 

「気に入った作家の文章はすべて読み尽くす」この言葉に刺激を受けて、「あぁ、この人の小説は好きだな」と思った作家の作品は、好き嫌いせず、とりあえず読んでみるというのも良いな、と思った。すべて読み尽くすことで、その作家の頭の中を自分の頭にも再現することができるのではないか。

 

こうしていま、大好きな伊坂幸太郎さんの小説を、ちょっと敬遠していた作品も含めて、読んでいる途中。「残り全部バケーション」は、しばらく前にハードカバーで買って読んで面白かったんだけど、いつの間にか本棚から消えていて、ストーリーも頭から消え去ってしまっていたので、文庫本で発売された今回、再度買って読み始める。「陽気なギャング」シリーズ最新作を、前作を読む前に読む。二度目読み中の「モダンタイムス(下)」も、まだ読み終わっていない。そうだ、唯一電子書籍で買った「キャプテンサンダーボルト」もまだ読み始めたばかりだった(だから電子書籍は、ダメなんだ。目は疲れるし)。すべて読み尽くす。それができるのはまだまだ先だ。

 

語彙力こそが教養である (角川新書)

語彙力こそが教養である (角川新書)

 

  

残り全部バケーション (集英社文庫)

残り全部バケーション (集英社文庫)

 

  

  

モダンタイムス(下) (講談社文庫)

モダンタイムス(下) (講談社文庫)

 

  

キャプテンサンダーボルト

キャプテンサンダーボルト