12月。この時期のことを振り返ると、こんなことがあったなあ、と思い出すのはたいてい、忘年会などお酒絡みのことだ。社会人になってからは、お酒を飲んで盛り上がるということがイベント化されていて、毎年何らかの集まりがあっただろうと思う。たいして飲めないのに、よくやったなあ、とため息がでる。忘れ去りたいイヤーな思い出も、ある。
今年もまあ御多分に漏れず、そういった会はあったけれど、せいぜい二日。自分にとって大切なコミュニティでの、大人な集まりだったし。そこで結束を深めることもできたので、これはあってよかったのだろう。
ただ、毎年少しずつ減ってはいる。それを、きっと多くの社会人は「寂しいこと」だと感じるのだろう。しかし自分はそうではなく、社会の空気と自身の決断力がつくりあげた結果だと思っている。会社員としてこんなことを言うと、飲みの誘いを断る冷たい部下、というイメージを持たれてしまうのだろうか。どうなんだろう。断ることが結果多いから、そう思われても仕方ない。
だいたい、アルコールで体を酔わせることによって成立する結束なんて、信頼して良いものじゃないのではないか。そうではなく、普段から、素面で、冷静に、人間関係を構築していけるようであるべきだ。いまはそう思っている。そのために普段から、他人に幻滅されないように、「あの人は面白くないよね」などと思われないように、注意を払っている。