Season24-1 死して償え~疑惑の殺人?人間国宝の闇

金曜日の夜、家族とテラサで相棒Season24の初回放送を観た。もうほとんどテレビを観なくなった今、それでも観たいと思う番組は、唯一これだけと言ってもよい。だいぶ趣味嗜好が偏っている気がする。

 

死刑囚の冤罪疑惑があり、冤罪が明るみになってはいけないと奔走する警察組織があり、善人なのか悪人なのかよく分からない検察トップがいて、それでも真実にたどり着こうと人間国宝周辺に潜り込む右京と薫がいる。ものものしい雰囲気を醸したまま、エンドロールまで視聴者の目をくぎ付けにし続けられるのは、本当に相棒ならではだと思う。10年20年とシーズンが続くと、これが当たり前のように錯覚することがあるけれど、決して当たり前でなく、演出技術の賜物だと感動する。

 

最後、検事総長が、死刑囚の刑の執行を優先的に手配するよう秘書に指示する。そこで一気に疑心暗鬼になった。「誰も信用するな」というコピーの意味が初めて分かった気がする。誰が嘘をついていて、誰を信じればよいのか。その迷うという行為の中に、興奮の源のようなものがあるのだと感じた。

 

Season24 第1話「死して償え~疑惑の殺人?人間国宝の闇」