なくなったら困るダイニング

外で夕食。原木中山のカフェダイニングオフは定期的に食べに行きたくなる大好きなお店で、自由が丘に住んでいた頃はほとんど行けていなかったのだけれど、妙典に越してきたタイミングで、改めて通おうと決めた。ハンバーグやローストが本当に美味しい。今日は、欲張ってピザも食べた。

 

初めて行ったのはいつだったのだろう、と過去記事を振り返ったら、13年も前だった(※)。好きだなあと思って定期的に食事をしに行く飲食店で、10年以上前から行っているところというのは、ありそうでそれほど多くない。だから私にとって数少ない、重要なお店と言ってよい。

 

もともと、外食するお店にあまり未練のようなものはなく、美味しくて大好きな飲食店であっても、閉店したら閉店したで「まあ仕方ないか」と諦めがつく方であると思っている。一つの飲食店がなくなったくらいで落ち込んでしまうような暮らし方って、ずいぶん危うくないか、というように。美味しいのは分かるけれど、外食に過度に頼らずに生きていける方が有意義だろうに、というように。ただ、もしオフがなくなったらと想像すると、今それはちょっと困るなあ、と思う。そんな頻繁には行ってないし、今日だってシェフに「お久しぶりです」と言われるくらいだし(逆に「お久しぶりです」と言われるくらい自分のことを覚えてもらえていたことが、嬉しい)、そんなことを偉そうに言う権利はないかもしれない。ただ、たまに行って食べる晩ごはんが、とにかく幸せを感じる素朴な美味しさで、また行こう、と思うのだ。

 

独り暮らしで仕事もギスギスしていて、あまり良い思い出がない頃に出会ったお店なのに、なぜ。その頃の、若干嫌な思い出とセットになっているお店なのに、なぜ。いや、そういうことではなく、自分の心が荒れていた時に、そのカサカサの心臓を潤してくれた場所であったという記憶が今、ハンバーグをより美味しいものにしてくれているのかもしれない、と思った。

 

(※)

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