いつか全てが変わるなら 今日もただ耐えよう
何度も何度でも 立ち上がってみせるよ
(吉井和哉/みらいのうた)
自分のこれからのこと、そのための行動を考えようとしながらも、なかなか気持ちが集中できない一日。ルーティンはできる。それほど苦労はない。けれど、新しいことを考えること、いままで自身に課していなかったことを新たに課すことには、たいてい苦痛を伴う。それを必要とする道を自ら選んだのだから、誰に文句を言うことでもないのだが。
吉井和哉の新曲を聴いた。これまでも新曲を聴くたびに彼のもつ清潔感、神聖感、清らかで美しい印象を抱いてきたのだけれど(「TALI」も、「BEAUTIFUL」も、「FLOWER」も、「HEARTS」も、「LOVE&PEACE」も、「クリア」も)、これほど歌詞のもつメッセージが突き刺さってくる歌もそうない。音楽を聴きながら、ことばを浴びている。ことばを心に焼きつけながら、これからの自分の糧にする。