大事なのは、続けること。

誰かが言っているのを聞いてその通りだと思ったその言葉を、ずっと頭の中で反すうしている。ことわざでは「ちりも積もれば山となる」と言う。ひとつひとつは小さな営みでも、継続することでそれが蓄積されていき、やがて大きな力になる。そういう言葉を、「子供だましだ」とか「きれいごとだ」とか言って片づけてしまえばそれまでだけれど、言い継がれているからにはきっとそこに真実が含まれているのだろうと思う。それが正しいと思うからこそ、ちりも積もってきっと山になる時が来るという期待感があるからこそ、ひとは継続することに力を注ぐのだ。

 

例えば仕事。例えば趣味の延長としてのブログ。例えば身体を動かしてリフレッシュするためのジョギング。自分で言うのも変だけれど、物事を続けることは割と得意な方だと思っている。それは、「このまま続けたらいいことがあるんじゃないか」という期待が大きいから。続けたってダメだよ、という諦めの想いが胸に宿ったら、もうその瞬間に続けるためのモチベーションはなくなり、行動力も一気にしぼんでしまうだろう。

 

だから、「きっといいことがあるんじゃないか」という期待を、それはもしかしたら他人から見たら幻想なのかもしれないけれど、もち続けることが大事なのだと思った。

 

自分なりに続けてきたことで、思いもよらない、でもとても嬉しいリアクションをたくさんいただいた。この「続けてきたら良いことがあった。やったー!」という想いを、次の「続けること」の原動力へと変えていかなければならない。