少食と満腹との狭間で

身体を気にするようになった。慢性的に続く腰痛も原因は分からず、整骨院に通ったり整形外科に行ったり、なんとなくおさまったり、を繰り返している。最近、この腰痛の原因は自分の体格にあるのではないかと思うようになった。腹が出ている。腰が体重を支えられず悲鳴をあげているのではないか。そう思うようになって以来、ひとまずは食生活をということで、食べる量を減らすようにした。

 

1週間、意識して米類を減らして空腹を我慢したら、なんとなく体調が良くなったように感じた。先日外出先で腰の激痛に襲われて数十分動けずにいたのだけれど、そのような強い痛みもなくなった。ほんの一時のことかもしれないし、相変わらず痛みそのものは続いているから、気のせいなのかもしれないけれど、食習慣が体調に大きく影響を及ぼすことだけは、体感的に分かった。よし、少しづつでも、これを続けようと思う。

 

一方で、空腹を満たそうとする誘惑は街にあふれている。おいしいケーキだって食べたい。ラーメンだって食べたい。そういう時もたくさんある。無理して我慢するのも気分が良くない。大切なのはバランスだ。

 

がっつり食べて、身体に栄養をたくさん取り入れて、満腹になってエネルギーでいっぱいになるのを感じて、というのもたまには良いけれど、ちょっと少食じゃないかと心配されるくらいで問題なく動ける身体でいられる方が良いと思う。