他人との会話の中で出てきた本の話。その本を知ってはいるけれど読んでいなくて、相手がそれに影響を受けた、といった話を聞くと、なんとなくそれが自分に足りない分野の本に思えてきて、急に読みたくなる。いままで読もうと思った試しがないのにも関わらず。結局、他人に影響されやすい自分だ。それでも、こういうきっかけを活かしながら、いろいろな分野の知識を得ていければいいなぁと思う。
いつもの本屋。そういえばあったはずだと思って本棚を辿ると、あった。初版は1986年というから、32年前。文庫版とはいえ、これが今でも平積みされているんだから、時を経ても褪せない価値を見出すきっかけを与えてくれる良書なのだろう。
ついでに、かつて関心をもって考えていたテーマに関する本も見繕う。自分のこれからの仕事の進め方など、もうちょっと深く考えるために、取り入れようよ、と思う。