他人の言葉

こういうとき、プロだったらどう考えて、どう行動に移すのだろうか。例えば尊敬する松浦弥太郎さんだったらどうするだろう。まぁ、もっと身近でいいや。例えば事務所の自分以外のスタッフがこの場にいたとして、どう解決していくだろう。そうやって、他人だったら・・・と考えることが多い。こうした考え方の参考になりうる「他人」にたくさん触れて、解決方法のバリエーションを増やすことが、自分にとっての読書の目的の一つなんだと思う。

 

クライアントに任されている立場として信頼されていないとしたら、これほど恥ずかしいことはない。価値を与えられていないんだとしたら、お金いらないんで降りさせてください、とつい言いたくなってしまう。

 

ドシッとかまえていることを誇示したくて。ヘラヘラしていると思われたくなくて。クライアントと接している自分が不愛想に映ってはいなかったか。というか、結果、不愛想になってはいなかったか。うわべだけの真似かもしれないけれど、本で読んだことの受け売りかもしれないけれど、いまの自分の仕事の品質が低いなぁと凹むとき、他人の言葉は参考になる。「うららかな笑顔」「いさぎよく謝る」ちゃんと言葉で教えてくれているじゃないか。

 

今日もていねいに。 (PHP文庫)

今日もていねいに。 (PHP文庫)