言葉を選んで、ていねいに

自分は相変わらずしゃべるのが下手で、なかなか的確に端的にものを言うことができないなぁと思っているのに、今日はしゃべりすぎた、と反省する。口が下手なら下手なりに、少ない言葉で丁寧に説明すべきなのに、それができないのは、「しゃべらなきゃ、情報を与えなきゃ」という強迫観念があるから。でも、結局あとになって後悔する。そんな情報、別に聞きたいわけでもないだろう、と。もっと少ない言葉で説明できたはずだろう、と。

 

言葉を選んで、言うことを選んで、しゃべる。頭ではわかっているし、いつも心に刻んでいるのだけれど、実行できないのでは意味がない。気を付けよう。

 

 

落ち込む時はとことん落ち込もうと決めている。いつもの逃げ場所で、本を読みながら、パスタを食べながら。彼のやさしい文章が気持ちを鎮めてくれる。そしてそのあとで、「そんなに落ち込んでいるわけじゃないじゃん、自分」って自分に突っ込むのがオチ。

 

「文章を書くというのは、自分がまだ語っていないことが何かを深く考えることである」(P41)

 

自分がまだ書いていないこと、うまく言葉に変換できていないことは何かを考えながらこのブログを書いている自分に気づき、納得。文章を書きながら、自分を考える。

 

ベリーベリーグッド: レターエッセイ集

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