ようやく着工へとたどり着いたプロジェクトの工事請負契約・地鎮祭で仙川へ。小規模ながらも設計や工事費のまとめには苦労し、設計スタッフは休み返上で頑張っていた。今日、それまで苦労してきたことが契約・着工となったことで報われたのだと思った。
直会でクライアントと住まいづくりの話をしていて、とにかくつくるプロセスを楽しんでくれているのだということを、感じた。時間やお金の制約もあって、もちろん100％満足のいくもの、納得のいくものはできないのだけれど、みんながみんな、それぞれの視点でやりたいこと、こだわっていることを、具現化してくれている。なかには、自分で壁を塗るんです、という方もいた。楽しんでるなぁ、とうらやましく思った。
こうしてつくる過程を楽しんでもらうのはもちろんのこと、工事が始まったら、無事故で、ちゃんと工期内で完成させることを目指して、サポートしていく。当たり前のことを、きちんとやろうと思う。
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帰りがけ、ちょっと寄り道して、本八幡でひとり飯。笑顔のすてきなお姉さんが印象的なイタリアンで。松浦弥太郎さんの「100の基本」を読みながら。「一人の時間を大切にする、楽しむ、味わう。」人の方を向いていた一日は、ひとりの時間をつくって楽しむことでバランスをとる。特にそうしようと気にしていないのだけれど、無意識のうちにそうやってバランスを取ろうとしていたのか。
