悩むが花

昨日、「差し入れはミスタードーナツって決めてるんです」と、まぁ憧れの人の受け売りだけれど、言ったばかりでまだ舌の根の乾かぬうちではあるが、今日は別の店のドーナツとマフィンを手に、竣工済みコーポラのお花見にお邪魔した。幡ヶ谷駅にはミスタードーナツがないので、新宿で一度降りて、駅ナカショップ街にあるパン屋で。ミスタードーナツでなくても、ドーナツでさえあれば、自分ルールの許容範囲内だ。仮にドーナツでなくても、似たようなパン状のものであれば、自分ルールの許容範囲内だ。

 

 

人と会って、人が発する自分にないものを察知して、それを自分のものにする。人の悪いところではなく、良いところに気づいて、その良いところを自分なりに生かす。そうやって人を好きになることができる人が、オトナなのかな、と最近思うようになった。

 

見るべきは人だよ。信頼できる人に出会えるかどうかが大切だよ。そういうオトナになりたい。

 

悩むが花 (文春文庫)

悩むが花 (文春文庫)

 

 

悩んでるなんて、バカらし。というより、悩んでいるくらいがちょうどいい。もうどうにもならないよってくらい悩んでいる人なんてたくさんいるから。自分だけじゃないから。だいたい、どんなに悩みが深刻になろうとも、死にはしないから。そう思ったら、少しだけ気が楽になった。