全力で遊ぶ

朝、いつもの時間に電車に乗ろうとホームへ行ったら、いつになく始発電車待ちで並んでいる人が少なく、驚くべきことに、座れた。あれ、この時間でも座れるっけ?と一瞬不思議に思ったものの、まぁそんな日もあるだろう、みんながみんな、毎日同じ時間の電車に乗るわけではなく、たまたま少ない日もあるのだろう、と思って、ありがたく座った。しかし翌日も、やけに人が少なく、普通に座れた。こんなこともあるんだ、と思って、電車に乗って仕事へ行って、昼間、仕事中にふと、なんの脈絡もなく、そのからくりというか理由に気づいた。そうか、世間はお盆休みなのか、と。2日くらい前のことだ。

 

まわりを見ると、まとまった休みを使って、活発に出かけ、遊んでいる。そういう期間だ。しかし翻って自分は・・・まとまった休みを使ってどこどこへ行って、こんな体験をしたい!といったことが、まるで思い浮かばない。来週平日に少し休みをいただいて、帰省して、ゆっくりしようか、くらいしか考えていない。つくづく、全力で遊ぶことがヘタな自分だ。

 

プロジェクトが目の前にあるおかげで、世間が休んでいる今日も明日も、仕事をさせてもらえている。ありがたいことだ。休みを満喫している周囲に対して、もはや羨ましいなぁ、とも思わなくなってしまった。つくづく、全力で遊ぶことがヘタな自分だ。

 

明日も、プロジェクトの説明会だ。きっと自分は、世間と同じように休んで、同じように満喫したら、仕事に戻れないくらいグウタラしてしまうに違いないんだ。