9月27日。土曜日。
プロジェクトの周辺調査で田園調布へ。と、格好良く言いながら、イイねと思ったものをどんどん撮って歩いていただけ。
都内であることを突然忘れてしまうかのような、静かで、のどかな空間。事務所からほど近くで、こんなところがあったということを、今日まで知らなかった。その空気に、特別驚くというよりは、やわらかい心地よさを感じ、仕事での撮影であることを忘れるくらい落ち着いたのは、やはり地元の原風景に近いものがあったのだろう。
全部で100枚は撮ったか。帰宅し、データをざっと見ながら、植栽、そのなかでも樹木の写真が多かったことに気づいた。どうやら大木が好きらしい。その木が何の木であるかは、不明。わかったのは、イチョウ（なぜなら銀杏がたっぷり落ちていたから）くらい。なぜ良いと思うのかも、説明不可能。「なんとなく」とか「見た目が・・・」としか言えない。それでも、天空を突くように伸び、地面にしっかりと根をはる、大木が好きだ。ちらっと足元を明るく照らす鮮やかな花が近くにあると、なお良い。彼岸花は、イイね。
ただ、名前はなかなか覚えられないし、見分けもまだまだつかない。どうしたもんだろう。
