7月21日。海の日。
暑さ厳しいこの折。帰宅後、のんびりとネットサーフィン。友達のfacebookを見たり、ブログを見て回ったり、youtube見たり・・・。もはや中毒であることさえ忘れてしまいそうなほど、時間を費やしたことを、あとになって後悔するんだ。
そういえば、facebookのようなSNSを扱った相棒のストーリーがあったっけ。
Season11 第17話 「ビリー」
尾藤という男の他殺体が発見された。 尾藤は交流サイト「facegood」で、複数の携帯を使い、「ビリー・ヘンリー」などの名前を使って、複数の外国人に成りすましていた。facegoodの「フレンドリスト」の中に容疑者がいるのではないかと思われたが、そのフレンドリストは非表示設定されていて、見るためにはIDとパスワードが必要。そこで伊丹は、サイバー犯罪対策課の若月(役:田中圭)に、IDとパスワードの解析を依頼する。
そうして分かった「ビリー」のフレンドリストから、ふたりの女性がビリーに大金を振り込んでいたことが分かる。尾藤は詐欺師であった。
被害女性の話を聞いている時に、右京がふと、ある靴メーカーの封筒がゴミ箱に捨てられているのを見つける。その靴メーカーがきっかけとなって、尾藤の死の真相が明らかになる。
ネット上(だけ)でのつながりが、事件を起こしてしまうというケース。そうしたSNSに自分も加わっているのだと客観的に考えると、すごく怖いことだとも思う。「自分は実際に会っている、知っている友達としかつながりがないから大丈夫」と思っていても、ふとしたきっかけでその範囲が拡大する可能性もある。自分もそれこそ2年前までは、「facebookなんてやってたまるか。実名を世界に晒して、なんの得があるんだ」なんて言っていたけれど、仕事の都合上アカウントをつくらざるを得なくなってやり始めたら、徐々にはまってしまった。まぁ、「友達に『イイね』と言ってもらうことで、わずかでも承認欲求を満たしてもらえるツール」として、はまってみるのもいいだろう。むりやり冷めた態度で外から見るんじゃなくて、自分もとりあえずベタにやってみよう。マキタスポーツさんが教えてくれた考え方だ。