Precious

GLAYの代表曲「Precious」が、「天国の薫」というノンフィクション書籍がきっかけで完成した曲だということを知った。GLAYの広告の仕事に携わった著者と、ガンに侵された家族との話だそう。突然銃を突きつけられた時に、果たして自分だったら落ち着いた大人な対応ができるだろうか。パニックになってしまわないだろうか。そんなことをふと、考える。「なぁ、俺はどんな夫(どんな)だった?お前を幸せに出来たか?」他人の人生に貢献したかと問う瞬間が私にあるのだろうか、と思うと、ない。他人の「何らか」に寄与したという実感がまだ、ない。

 

GLAYきっかけではあるが、読みたい。

天国の薫 世界で一番キミが好き

天国の薫 世界で一番キミが好き

 

 

命の終わりを、考える。「人間の死亡率は100%」なんて、言うのは簡単だし、当たり前だといえばそれまでだけど、いざ自分の「その時」を考えるかというと、考えない。実感がない。ちょっと考えただけで、怖くなって、考えるのをやめる。そんな時、私は昔趣味で集めていた腕時計の、ある哲学を思い出すんだ。

 

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人は生まれたのと同時に刻一刻と死に向かっている。

その時間を認識している人は少ない。

だけど、死を意識する事は今を大事に生きる事につながる。

 written by Tadanori Yokoo