バイバイ、ブラックバード

久しぶりの小説。ぜいたくにも時間を持て余している連休に、大好きな伊坂さん小説を。


苺狩りで出会った「僕」と「廣瀬あかり」の話?いやいや、話は急に展開し、乱暴な巨体女「繭美」と結婚すると言って僕は廣瀬まゆみに別れを告げる。全ては「バス」に連れ去られる前に...

制限時間内にジャンボラーメンを食べたら別れる、といった突拍子のない話が初っ端からきて、1までしか読み終わってないいま(1から6までの章だて)、早くも出鼻をくじかれた思いだ。だけど、これがきっと心地よく収束されるんだろうな、という期待感も大きい。

まだ1/6しか読んでないのに、まだまだ先はあるのに、読み進めるほど、ドキドキに出会う機会が減って行くのかと思うと、それももったいないような気がして、なかなか一気読みできない。章だてが変わるとともに場面も変わり、複数のストーリーが進むのも、スラスラ読みを阻む要因だ。じっくり、読みたい。