ラーメン屋で名曲に出会う

昼間、ラーメン屋さんで勝負してたら、なつかしいギターリフが流れてきた。バンプの「天体観測」。リアルタイム時こそ、特になんとも思わたかったのだけれど。13年の月日を経て、「いい曲だなぁ」と感じ、思わず口ずさんだ。噛んでから13年後にようやく味が染み出してきた、スルメ曲だ。

 

昨日の日記で、「いままでできなかったけど、できるようになった」ことが成長だと言ったけれど、今日の出来事はさしずめ、「前はなんとも思わなかったけど、いまようやく良さが分かるようになった」というところか。ウィキペディアを見ると、イントロではギターを8本入れているのだとか。だからこそのこの厚みなのか。幾重にも重なって層をなしたぶ厚い音が、目の前の太麺と重なる。

 

前にこのラーメン屋に来た時は、THE YELLOW MONKEYの「球根」が流れた。体に電気が流れてラーメンどころじゃなかった。これだって、もう16年前の曲だ。いまでも新鮮な気持ちで聴ける、他に似た曲が見当たらない特異な曲という点で、すごい曲だ。

 

それにしても、このラーメン屋で懐かしい曲が流れるのはなんでだ。