僕の心に巣喰う卑怯者の芽を摘んで
もう少し自分に胸を張って生きられるはずさ
分かち合えた友達や
見守っていてくれた温かな人の輪の中から
もう旅立つ時なんだろう
GLAY 「STREET LIFE」 2003

 

 

 

「万人受けするような、笑いをとりにいく文章になってしまったりするとその人の味がなくなってしまう気がしています」今日、ブログサーフィンをしていて、そんな言葉に出会った。グサッと何かが刺さった。自分しか読まない日記じゃあるまいし、ブログで書く以上、他人の反応は全く気にしないと言ったら嘘だ。だけど、私はその反応を気にしすぎていたように思う。「こう書いたら面白がってくれるんじゃないかな?」とか。

 

そういう考えを最大限なくして、スっと心から出てきた言葉を並べることがもしできたら。きっとそれは「その人の味」になるんだと思う。自分にとっての味がなんなのか、私にはまだ分からないけれど。

 

 

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主に会社などに頼らず、最終的には自分ひとりのチカラで生きていこう。確立した「個」をもって仕事すべし。という論がこのところ多いように思う。私も会社の名刺に100%頼って仕事してた社会人のひとりなので、こう言われるとギクッとする。

(016)ピンで生きなさい: 会社の名刺に頼らない生きかた (ポプラ新書)

(016)ピンで生きなさい: 会社の名刺に頼らない生きかた (ポプラ新書)

 

 ピンで生きるってのは、何も独立しないと、個人経営者にならないとできないことではない。気持ちが組織に依存していない、ということか。そうありたいといつも思う。

 

依存するものを持たずに、自分で思考して、自分で決断して、自分で責任を負って、自分で行動する。そうやって食べていくために。何が必要なんだろうと漠然と考えたところ・・・出てきた言葉が「その人の味」だった。

 

 

  

結局のところ、生きていくのは自分ひとりだ。ピンだ。人に頼ってないで、自分で舵をとろう。「僕は少しだけ心を燻らしてそして庇いながら様々な季節を探してこの街で生きるんだ♪」自分の力で生きようという勇気をもたらしてくれる思い出の曲。好きな女性との二人カラオケでカッコつけて歌って、その後フラれたという嫌な思い出付きの曲でもあるのだが。味というか、灰汁を出しすぎた・・・