- 作者: 話題の達人倶楽部
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2012/09/25
- メディア: 単行本
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ショージキな話、自分にそんな「言葉を選ぶ力」が欠如しているとは思っていなかった。だけど仕事で支障が出るんだからしかたない。メールひとつ書くのに、こんな苦労するとは思わなかった。だけど実際時間かかるんだからしかたない。「そんなの仕事のうちにはいんないだろ!」くらいに思っていた。だけどそれで業務時間の大半を費やしてしまうんだからしかたない。
まるで私に読め、と言わんばかりのタイトルの圧力。本屋の棚で見たとき、これはもしや私のために出版したのではないか、とまで思ってしまった。縋るような想いで購入し、ひとつひとつ「モノの言い方」を読みながら、「なるほど、こういえばキレイなのか」とか「そこまで言わんでもいいだろ~」とかつぶやいている。
別に難しいことを言う必要はない。必要な時に必要な言葉がポッと出ればいい。難しく考える必要はない。思ったことを、感じたことを、考えたことを、キレイな言葉でサラッと言う。それができたらいい。
「こういうときにはどういう言い方がある?」そんな時にページをめくって、適切な言い方を探してみる。ふと目に入った言葉を、今度機会があったら使ってみようと思う。辞書のように使いこめる本。