今更ですけど。
週末限定更新ブログとして非常に残念な、平日の奇跡。
5月21日。月曜日。
朝早く会社に行って、ビルのベランダから空を見上げる。
あいにくの曇り空。こいつのせいで見られない、と半分あきらめていたのだが。
その雲の隙間から、まるで指輪のように輝くリングが姿を現した。
雲がフィルターになって、まぶしくなく肉眼で見られたという点では、雲のおかげの奇跡と言える。
うん、分かりづらい。光のなかにポチッとあるのがそうです。
でも、その輝きは、ぼくの目の中にしっかりと焼きつけました。
日本で、大半の人が上を向いたであろう数分間。
日経新聞のコラムでは、東京スカイツリーと関連させて、上を向けと誘われている気がする、と言った。
天体ショーを見る目的とはいえ、そうやってみんなが上を向くことで、間接的にでも前向きになれるといいと思う。
それから、分単位で正確に金環日食の時間を指定できるいまの技術があったら、もう地震予知も目の前なのでは、という淡い期待を抱く。
仮に予知できたとして、我々に対処のしようがないところが大地震のイヤなところだけど。