Season6-1 複眼の法廷

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シーズン6 第1話 「複眼の法廷」


一般人が突然法廷で被告を裁く立場に立たされる「裁判員制度」が試験的に導入されることとなった。何の知識もない普通の人たちが、その量刑を任される。警察官射殺事件で容疑者として浮上していた塚原が取り調べの末に犯行を認めた。その塚原の裁判に、「裁判員制度」が試験的に導入されることとなり、裁判所には、サラリーマンや主婦など、様々な職業の一般人が「裁判員」として集まった。裁判では、一度は犯行を認めた塚原が一転して犯行を否認、法廷は混乱に包まれた。そしてその翌日、裁判員の一人だった赤川の遺体が発見された。


赤川は、塚原の裁判で塚原に強くあたっており、傍聴席で裁判を見ていた塚原の恋人・静香と口論になっていた。赤川はそんな被告人側の人間に恨まれて殺されたのか?とすると犯人は静香か?右京と薫は小野田に頼まれ、その後の塚原裁判の裁判員の警護にあたる。裁判員の中で、一人強硬に塚原の死刑を主張する翔子(役:田中美奈子)。その強引さに疑問をもった右京は、翔子と赤川に上司と部下の関係があった事実を掴む。翔子は、お世話になった赤川を殺害したのが静香であると思い込み、塚原を死刑にすることで静香に復讐しようと考えていたのだ。「法廷は復讐の場ではない」裁判をまとめる三雲判事(役:石橋凌)にそう諭される。



右京は、その裁判のなかで翔子が口にした言葉に疑問を持つ。被害者である速水が「警視総監賞をもらう予定であった」と言ったのだが、それは公にされておらず、しかも警視総監賞をもらうことが分かったのは速水が殺害された当日だった。なぜそのことを知っているのか、その質問に対し、翔子は速水の上司である有働刑事(役:松澤一之)から聞いたという。有働刑事は、塚原の取り調べを担当し、自白に追い込んだ刑事だった。右京と薫は、速水の殺害当時に速水に会っていた有働刑事を訪ねる。



赤川を殺害したのは誰なのか?そして本当に速水を殺害したのは塚原なのか?


「裁判員制度」という当時話題になっていた事柄をテーマに取り上げて、その制度がもたらす弊害を描いています。


「裁判員制度」に対して実は強硬に反対していた三雲判事。その三雲判事は、このシーズン6の最終話にも登場し、シーズン6を通しての重要人物となっています。


一般人が人を裁くことの良し悪しについて、非常に考えさせられるストーリーです。