はてなに出会い、ブログを始めて３年半。更新頻度が少ないからか、「やっと」というよりは「いつのまにか」という感じだ。もはやブログをやってることが自慢にすらならないほど当たり前のツールになりつつあるいま、３年前にどのような志でブログを始めたのかをふと思い返す。
この３年半で、拙い文章を書きながらいろんな人のブログを読み漁ってきた。そこでひとつ胸に刻んだというか、心に染みついた考え方がある。「人がそれを読んでどう思うか」とか「何を書いたら喜ばれるか」とか、そういうことを気にしないで、自分が書きたいことをただ書けばいい、ということ。まぁ義務でもなんでもなくただ好きで書いてるんだから当たり前と言えば当たり前だが、それを忘れる瞬間というのが多々ある。「こういうことについて書いたらスターが多くもらえるんじゃないか」とか。
人が「こいつ何ムキになってマニアックなこと語ってるんだよ、気持ち悪いなぁ」と思うようなことをサクサクッと書いちゃう人はすごいと思う。共感できるかどうかは別問題として、だから私も私なりに、マニアックなことについて他人を引き離すくらい突っ走りたい。
３年半で強く心に残ったこと。それが実は、３年半前に志したこととなんら変わらないことに気付き、「初心忘れるべからず」の言葉の意味を思い知ったような気がした。
「人の目を気にしないで、自分がイイと思うことを書く」それに気づいてから、書くのがとにかく楽になった。だから私は「相棒」を語る・・・
