0907 諦めとソルティライチ

9月7日。金曜日。

 

振替休日を満喫中。

 

といってもなにするわけでもなく、このまま一日ぼけーっと過ごしてしまいそうになり、そういえばと、東京マラソンのエントリー数が過去最高という記事を思い出した。首都東京のだだっ広い道路を一日占拠できるにもかかわらず、競争倍率10.3倍という荒波に勝った人しか走れないということは、それほどいまの日本人が健康志向であることをあらわしているのかもしれない。こういう機会でもない限り、長距離走るモチベーションがない、というのはぼくにもあてはまりそう。

 

ぼくもちゃっかりエントリーしていて、当選することを祈りつつ、当選したときのために少しづつ走り始めようと思い立ち、久しぶりにジョギングをした。江戸川の河川敷まで歩き、そこから超スローペースで走り出すも、すぐに息切れし、ペースが延びず、このままじゃ今後いやになって継続的に走れなくなると思い、目的地点のはるか手前で折り返し、今日のところは諦めた。はい、負け組と言いたければ言ってください。

 

それでも、走った後のソルティライチが身体にしみこむ快感がハンパなくて、これだからジョギングはいい、と思ってしまう。少しづつでも続けられたら、長距離走るのも苦痛でなくなるくらいになれたら、きっとこの快感を継続的に味わえるんだろう。いまは「走ろう」と決意するエネルギーが大きすぎてなかなかそうはいかなそうだけれど。

 

これといった趣味もなくダラダラ過ごしがちな自分には、こういう刺激はちょうどいい。