光学通り

今日は、午前中少し仕事があったので事務所に行って、昼は駅前のエクセルシオールで軽食。その後、気になっている土地を見に行った。

 

品川区は西大井。それこそ4~5年前、前職の東京支店に勤めていたとき、よく大井町近辺で営業をしていたことを思い出す。大井町駅周辺の不動産業者を訪問してまわって、門前払いを繰り返してイヤになり、何も考えずにウロウロしてたらいつのまにか西大井駅に着いちゃった、なんてことがあったっけ。とにかくダメな営業マン、典型的な赤字社員だった。結局会社に出世払いできずに辞めてしまったことがいまでも悔しい。

 

当時から名前は知ってはいたが、いまこうして久々に訪れ、そのストレートで素敵なネーミングセンスにうっとりする。「光学通り」。「光学」という目に見えないものがどうからんでいるのか、分からない人には全然わからないマニアックなストリート。いま西大井にあるニコンの製作所にはもともとニコンの前身会社である「日本光学」の本社があったのだそうで、そこに通勤する社員の通り道ということで「光学通り」なる名前がついたそう。民間企業のエッセンスがそのまま通りの名前になってしまうってのも、考えてみると結構すごい。

 

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http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=7e8ebc1f6661df172f52af2959b903fb

 

そんな西大井のまちをブラブラ歩き、光学通りを通り抜け、大井町駅までたどり着いた。初めて端から端まで歩いた「光学通り」。大企業がまちに影響を与える、ということもあるのだということを実感した。