放送作家、小山薫堂氏が学科長をつとめる、東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科のブログをみていたら、ステキな動画に出会った。
これ、サプライズなんだって。
スペインのサバデイというところの銀行「Banco Sabadell」が創業130年を記念して、地元住民への感謝の意味を込めて企画した壮大なドッキリだそうです。
銀行がこういうことを考えるってのが、まずカッコいいね。
「個人の知が共鳴しあい、新しい知が生まれる」という富士ゼロックスのアぺオスのCMも感動したけど、こういう、なんでもない日常からだんだん音が加わっていって、最終的に一体になる、みたいなのは、見ていてホントに鳥肌が立つくらいカッコいい。
2分半すぎ、カフェの客が立ちあがったあとのおばあちゃんの笑顔。みるたび涙腺がゆるくなるよね。
起爆剤となった、最初にお金を入れた女の子、彼女を最後にピックアップしてくれると尚いい。
一人の女の子がドッキリという起爆スイッチを押した、みたいな。
女の子の何気ない行動が大感動を引き起こし、女の子自身も大感動する、みたいな。
第九の魔力に改めてとりつかれた。