エントリー

7月31日。日曜日。


10月のLUNA SEAのチャリティーライブの先行予約ができるってことで、チケットサイトに行ったら多数のユーザーが接続していて繋がらず。12時の開始から1時間経つのに・・・ここにも渋滞が存在した。これはLUNA SEAの予約に集中しているってことなのか?というより多数のアクセスが集中することが予想可能なチケットサイトであるにも関わらず、こうも簡単に接続不能になるっていうのも、チケットサイトの落ち度としか考えられない。いまはなんでもネットでする時代なんだから。サービスの領域を増やすことより、こういう接続環境の改善・回線の拡大に注力してほしいと思うのはぼくだけでしょうか。まぁエントリー期間1週間の抽選方式だから、いますぐ予約する必要は全くないんだけど。ただ他の人と同様にエントリー開始と同時に、いてもたってもいられず飛びついてしまうぼくにも落ち度があるか。


エントリーといえば、一年に一度、「東京が一つになる日」である東京マラソンのエントリー開始が、とうとう明日に迫ってきた。今週、仕事中に地下鉄のホームで広告を見て、1年半前の興奮を思い出す。フル走った余韻に溺れ、去年はエントリーしなかったけど、今年は冷静になり、前回、不本意な結果に終わってしまった雪辱を晴らすべく、エントリーしてみようかな、という気がしてきている。


小学校中学校時代、特に持久走が好きだったわけでも得意だったわけでもない。高校3年の時の駅伝大会で実力関係なしにアンカーを任され、部活を引退した体に鞭打って練習し、張りきって臨んだ挙句、区間ビリを獲得したというのが、高校時代唯一の武勇伝か。そんなぼくでも、こうしてまたフル挑戦しようかな、と意欲が湧いてくるのだから、挑戦するためのモチベーションというのはどこに転がっているかわからない。


といっても、エントリーしたからといって走れるほど甘いものじゃなく、そこには高い競争倍率という敵が立ちはだかっている。2年前、会社で13人くらいでエントリーして、当選したのがぼくだけだったんだから、部内倍率で13倍。どうせ当選しないだろうぐらいにしか考えてなかったぼくが当選したくらいだから、きっと走りたいと思うときに限ってあっけなく落選する気がする。ぼく以外の、「本当に走りたくて走りたくて仕方がない人」が走れないのが東京マラソンのデメリットか。いや、でもきっと制限があるからこその人気なのだろう。「選ばれし者への切符」を手にした人だけが味わえる、そのプレミア感が、大会をここまで盛り上げているのだろう。だいたい、制限なしにしちゃったらそれこそ無法地帯になってしまい、号砲が鳴ってから石原都知事の顔を拝むまでの間に日が暮れてしまうかもしれない。


いまだにアクセスできないチケットサイトの混雑具合に、オンライン環境の弱さを見た。IT企業は数あれど、まだまだ成長の余地はありそう。今年も3万6千人の選ばれし者への切符にその10倍前後の応募者が殺到するであろう東京マラソンのホームページ。明日一日での定員オーバーも予想されるこのホームページ、アクセスの集中で接続できなくなってしまわないか、不安である。本当に挑戦すべきか、1か月かけて熟考するいい機会かな。