Season3-10 ゴースト

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シーズン3 第10話 「ゴースト〜殺意のワイン」


人気作家の沢村映子の新刊の握手会にひょんなきっかけで参加することになった右京。そこで偶然見かけた沢村の夫・三原が翌日自殺した。ワープロで遺書を残しており、警察は自殺と判断するが、右京は、沢村の新刊が恋人に自殺された女性を描いたものであったことから、偶然ではない何かを感じ取る。


夫の死について沢村が書き下ろした手記をみて、右京は疑問に思う。その手記と沢村の小説とで、「であう」という言葉の漢字が異なっていたのだ。沢村は普段小説の中では決まって「出合う」と表記するのだが、その手記の中では「出逢う」と表記していた。これはどういうことなのか・・・


沢村の小説の中で唯一「出逢う」と表記している「第三の女」の中で、知的な女性として描かれている主人公が、文法的な間違いを犯していること、また、その小説だけが魅力に乏しく、ほとんど売れなかったことなどから、それらと他の作品とで作者が違うのではないかと予想した右京が、ファンを装って沢村に近づく。そこで沢村が「おいしいケーキをいただいて」と文法的な誤りを犯したことから、「第三の女」だけが沢村の作品で、他の作品はゴーストライターが書いたのではないかと疑う。すると沢村と同じく「出逢う」と表記されていた三原の遺書は、沢村が偽造したものなのか?




相棒お得意の作家シーズ。


ゴーストライターに甘んじる女性の心理が描かれてます。


「そういう生き方もあるんだ」と妙に納得してしまう。


そしてその信頼すべきパートナーを最終的に裏切ろうとする作家。


それでも作家を庇おうとするパートナー。


女性同士の分厚い信頼関係のようなものが垣間見れました。




なにより小説の何ページ目の漢字がどうとか、すべての小説を読破しちゃう右京がスゴイ・・・