【送料無料】レアメタルのふしぎ 価格:1,000円(税込、送料別) |
「レアメタルのふしぎ けっこうあるのになぜ「レア」?楽しく学ぶ希少金属の基礎」 齋藤勝裕 サイエンス・アイ新書
ここ最近よく買う「サイエンス・アイ新書」
興味を持って読もうとしなければ、おそらく一生知ることのないであろう「ムダ知識」のようなものを楽しく吸収できる。
で、実は学生時代から意外と好きな分野であった「化学」
こういうと変な目で見られそうですが、高校時代、化学の教科書の周期表を眺めてるだけでもけっこう時間がつぶせました。
そんなことから、ちょっと興味があった「レアメタル」
新聞とかで商社とかのビジネスの的として取り上げられることの多い「レアメタル」
その「レアメタル」とは何ぞや??に応えてくれる本書。
ニヤニヤしながら読みました(笑)
たぶん読まなかったら一生耳にすることのないであろう元素名とかも出てきて、それが実は日常生活でめちゃめちゃ役に立ってるレアメタルだったりする。
携帯電話だとかパソコンだとか医薬品だとかLEDだとか、身のまわりにあるモノがそうあるために実はレアメタルが大きく貢献している。
でも大半の人はその「元素名」すら知らない(ものが多い)
そんな「陰の立役者」的存在な彼らの魅力を再認識した。
「テクネチウム」はその寿命が短く、地球誕生以来40億年ですべて壊れてしまった、とか、
日本の使用量が世界第二位の「白金(プラチナ)」の7割が南アフリカで生産されており、もし相手国に「輸出しない!!」と言われたら日本の産業が動かなくなってしまう、とか、
「バリウム」は健康診断で飲んだりするのにバリウムイオンは有毒、とか、
1gの金をのばすと2800mにもなる、とか、
興味のない人にとっては「んなこたぁどうだっていい」ようなムダ知識ですが、「へぇ〜」と感心しながら読みました。